2010年3月17日(水)「しんぶん赤旗」より転載
B型肝炎訴訟で札幌地裁が和解を勧告したことを受け日本共産党の小池晃参院議員は16日、参院厚生労働委員会で国にただちに和解協議に応じるよう迫りました。
小池氏は「提訴から2年の間に原告8名が亡くなられた。待ったなしだ。すぐに和解協議の席に着くべきだ」と長妻昭厚労相に求めました。
長妻厚労相は「総理をトップとする検討の枠組みをつくった。次回(5月14日)の期日までにどういう対応をとっていくべきかよく検討していく」と答えました。
小池氏は、「検討のためにも、まずは一刻も早く和解協議の席に着くべきだ」「野党のときと言っていることが全然違う。2カ月も先送りするのは、患者さんが亡くなるのを待つようなものだ」と厳しく批判しました。