2010年6月17日(木)「しんぶん赤旗」より転載
障害者自立支援法改定案が16日、国会閉会にともない審議未了・廃案になりました。
同法案は、障害者参加のもとで自立支援法廃止後の障害者福祉のあり方が論議されているなかで、その議論を無視し、自民・公明案と民主・社民案を一本化する形で先月、国会に提案されました。
障害者抜きで法案が決められたこと、時限立法になっておらず自立支援法延命につながる内容であることから、障害者・支援団体が強く批判。参院厚生労働委員会では小池晃参院議員だけが質問・討論を行うなど、日本共産党は反対を貫きました。2000人が参加した8日の集会など、文字通り連日の国会内外の取り組みによる成果です。
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