2010年5月27日（木）「しんぶん赤旗」より転載
 （写真）記者会見する小池晃政策委員長＝26日、国会内 |
日本共産党の小池晃政策委員長は２６日の記者会見で、沖縄・米軍普天間基地の名護市辺野古への「移設」で日米間で基本合意した鳩山内閣が、「辺野古」を明記しない対処方針を閣議で決定をしようとしている問題について問われ、「こういうのを二枚舌というのではないか」「国民や沖縄県民を愚弄（ぐろう）するやり方だ」と厳しく批判しました。
また小池氏は、この問題での社民党の責任について問われ、「鳩山（由紀夫）首相がはっきり辺野古への『移設』だと公言し、日米合意にも盛り込んでいる。連立政権を構成している社民党には、その決定に責任があるはずだ」と指摘。「（同党の）福島瑞穂党首がいくべきところは、沖縄県の仲井真（弘多）知事のところではなく、鳩山首相のところではないか」と述べ、首相にきちんとものを言わないで政権に恋々とする姿は「本当になさけない｣と批判しました｡
