2010年4月3日(土)「しんぶん赤旗」より転載
日本共産党の小池晃政策委員長は2日、国会内で記者会見し、自民党の若林正俊元農水相の「偽装投票」問題について、「許されざる大問題だ」と厳しく批判しました。
小池氏は「国会議員の最も大事な仕事のひとつは表決に参加することであり、それは、何十万人という人々の負託に応えて投票するという重みをもっている」と強調。「なぜあんなことをしてしまったのか。今日の若林氏の会見だけでは、国民は納得できない」と述べました。
さらに小池氏は「若林氏は過去、農水相のピンチヒッターを2回やった。首相指名選挙の自民党の候補者のピンチヒッターまでやったことがあるわけだが、ボタンを押すピンチヒッターなどというものは許されるものではない」と指摘。自民党にも、政党として首相候補者にまでした議員が犯した誤りについて、「そういった行為がいままでも行われていたのかどうか、きちんと説明する責任がある」と述べました。