2010年3月18日(木)「しんぶん赤旗」より転載
日本共産党の小池晃政策委員長は17日の会見で、岡田克也外相が同日、有事には、米軍による核兵器の持ち込みもあり得ると発言したことについて問われ、「断じて許されない。非核三原則を守るといいながら有事には核の持ち込みを認めるのは、二枚舌であり、核密約が公然たる約束になってしまう」と批判しました。
小池氏は鳩山政権が核密約の問題で、密約をきちんと認め廃棄するという姿勢をとらないことを批判。「密約の存在を認めて廃棄してこそ、非核三原則を厳密に実施することができる。われわれは政府にそのことを強く求める」と強調しました。