2009年11月3日(火)「しんぶん赤旗」より
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日本共産党の小池晃政策委員長・参院議員は2日、東京都渋谷区内で開かれた第38回都農業祭を訪問し東京都農業協同組合中央会(JA東京中央会)の幹部と懇談しました。
JA東京中央会の村野弘一会長は、JA全国大会(10月8日)での志位和夫委員長のあいさつに触れ「大会では志位さんへの拍手が大きかった」と述べました。
とくに志位委員長があいさつで示した(1)農産物の価格保障と所得補償を組み合わせ再生産が可能な農業収入を保障(2)歯止めない輸入自由化のストップーの2点について「本当に大事なポイントを言っていただいた」と支持を表明。小池氏は「価格保障だけでなく、所得補償も組み合わせて農業生産を支えなければいけない」と応じました。
さらに村野会長は環境、食の安全、災害時の避難所など都市農業の果たす多面的な役割を強調して「都市農業は日本の農業生産の約3割を占めている。ぜひご協力を」と要望。小池氏は「都市農業を本気で応援する政治を実現します」と語りました。
多摩地域のある組合長は小池氏に「民主党がすすめる日米FTA(自由貿易協定)は農業を破壊する。大会での志位さんへの拍手は、疲弊した農業従事者の『助けてくれ』という思いがつまったものだ。次世代が農業をやりたいと思える政治にしてほしい」と訴えました。
懇談には日本共産党都議団の吉田信夫幹事長、清水ひで子副幹事長が同行しました。
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