医療

新型インフル
検疫・医療強化を
厚労省に小池議員


2009年4月29日(水)「しんぶん赤旗」より

 日本共産党新型インフルエンザ対策委員会の小池晃責任者代理(参院議員)は二十八日、厚生労働省から新型インフルエンザの対策について説明を受けました。同省の高山義浩・新型インフルエンザ対策推進室長補佐は、空港に重点を置いた検疫強化で水際対策を徹底していることなどを述べました。

 説明によると、空港での検疫については、同日から航空機内検疫を開始。検疫強化に伴う人員の確保について港などの検疫官が空港に回っているとして、成田空港に三十―四十人、関西国際空港に十―二十人が増員されていると述べました。

 小池氏は「国民の不安は高まっている」とし、さらなる検疫官の増員や医療体制の抜本的強化を行い、万全な体制で対応することを求めました。また、「国民に対して丁寧で分かりやすい情報提供に努めてほしい」と申し入れました。


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