2009年4月29日(水)「しんぶん赤旗」より
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日本共産党は二十八日、「新型インフルエンザ対策委員会」(責任者・市田忠義書記局長)を設置し、国会内で初会合を開きました。
あいさつした市田氏は、新型インフルエンザがメキシコ、アメリカ、カナダはじめ世界中に広がるなか、WHO(世界保健機関)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げたことなどを指摘。「いま大事なのは感染の拡大をくいとめるとともに、政府が的確で正確な情報を国民に説明することだ。日本共産党も英知を集めて、国会論戦や調査活動で積極的な役割を果たしていきたい」と述べました。
責任者代理の小池晃政策委員長は、同日厚生労働省から新型インフルエンザ対策についての説明を受けたことも紹介し、「当面は水際でくいとめることが重要だ。成田空港や関西国際空港での検疫体制の強化をはかる必要がある。医療の確保も急がれる。同時に、対策は全省庁にまたがるうえ、長期的な対応が求められており、継続的な取り組みをしていきたい」と強調しました。
対策委員会の事務局長は高橋ちづ子衆院議員、事務局次長は紙智子参院議員です。