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日本共産党参議院議員・医師 小池晃 アーカイブ[〜2008]

9月5日(日)
初めての中国訪問、
まずは北京へ

 成田空港を 10 時に出発し、3 時間余で北京に到着しました。北京空港では中日友好協会のみなさんが出迎え、宿舎の長富宮(ちょうふきゅう)飯店へ。北京の中心部は、道路はとても広く、巨大なビルが建ち並ぶ大都会でした。

 「アジア政党会議」に参加のため北京滞在中の不破哲三議長に電話してごあいさつ。会場の北京飯店は、地図で見ると 2、3 ブロック隣なのですが、実際に見るとはるか彼方です。不破議長は、アジア政党会議終了後も各国指導者からの会談の申し入れが相次ぎ、日程は帰国までびっしりとのことでした(ちなみに、アジア政党会議のことは私たちの訪問団の中でも話題となりました。自民党議員から「日本共産党はだれが参加したの」と聞かれ「不破哲三議長」と答えると、彼らは絶句。「自民党は参加すらしなかった。アジアの大切さがわかっていない。国際活動のセンスがない」と嘆くことしきりでした)。

北京・故宮にて

 私たちは夕食までのつかの間を利用して、世界遺産の故宮見学へ。日曜日のため、北京市民はもちろん、中国各地や外国からの観光客でいっぱいでした。”故宮”は、あの「ラストエンペラー」の“紫禁城”と呼んだ方が親しみがあるかもしれません。今は「故宮博物館」という名前で、往事の姿をそのまま再現しています。東華門から入り太和門をくぐって太和殿へぬけると、あの「ラストエンペラー」のシーンがそのまま出現します。さらに乾清門をくぐると、そこは王や后たちの住居が立ち並ぶ後宮。あの皇帝溥儀が退位を決意したという場所も残っています。

 神武門から外にでるまで約 1 キロ。午後 4 時過ぎの北京の夕日は結構まぶしく、東京とほとんど変わらないほどの暑さで、汗びっしょりになってしまいました。

 夜は、日本大使館主催の夕食会に出席。夕食会では 8 月 26 日に着任したばかりだという吉田雅治公使や、大使館のみなさんからいろいろとお話をうかがいました。

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  北京で中国要人と次々に会談
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