「国民の立場」「共感できる」/質問が次々と
日本共産党の小池晃参院東京選挙区候補の対話演説「まちかどトーク」が好評です。22、23の両日、あきる野市、立川市、葛飾区、江戸川区の4カ所で実施。くらしから外交まで質問や意見に次々と答えました。
22日午後。「小池さんに何でも質問を」と宣伝カーの声が響くなか、あきる野東急前には散歩中の人や買い物袋を手にした人が集まり始めました。「鳩山首相はハトでもタカでもなく、結局はサギでした」。民主党の公約違反を批判して会場をわかせた小池さん。「景気回復へ共産党の政策は?」と早速質問の手が挙がりました。
小池さんは「大企業減税の一方で労働者の給料が減り、中小企業の業績は伸びない。国民が貧しくなったことが景気悪化の原因。この政策を切り替えない限り回復はありません」と指摘。「大企業の内部留保を国民生活の応援に回すべきです。消費税増税は絶対にやってはいけない」と力を込めました。
「民主党に未来を託せるの?」という相談に小池さんは、米軍基地の押しつけなど「民主党には自公政治を変える姿勢がない」と強調。「公約違反におきゅうをすえる最大の機会が参院選。共産党を増やすことが一番効果的です」と訴えました。
「小池さんは本当に信頼できる人」という市内の60代女性は「何事も国民の立場で行動していることが分かった。ぜひ当選して」と語ります。
普天間撤去では
23日は雨のなか葛飾区亀有駅前と江戸川区西葛西の団地に人だかりが。「韓国の哨戒艦沈没事件をどう考えるか」との質問に、小池さんは「他国の軍艦を魚雷で攻撃する行為は許されない。しかしすぐ軍事で対応という話は間違い。米国も含め関係国は話し合いで解決しようとしており、日本も協力すべきです」と指摘しました。
「普天間基地の撤去は米国が認めないのでは」との質問には「沖縄返還闘争では国際条約をひっくり返して取り戻した。沖縄と本土が連帯すれば必ず普天間基地を撤去できます」と強調しました。
亀有駅前の対話演説に参加した女性は「私たちが考えていたことを質問してくれてよかった。ああいうやり方はとてもいい」。西葛西の団地で話を聞いた大畑洋一さん(68)は「共感できる話ばかり。他党議員と比べ小池さんは一番勉強している。応援しています」と語りました。
(2010年05月25日・しんぶん赤旗)