これは国民は望んでいるんですよ、暫定税率の廃止も一般財源化も。世論調査では六割、七割と望んでいる。国民の望んでいることにこたえるのが政治の責任じゃないですか。もしいろんな問題が生じるのであれば、それを解決するのは与党の責任、政府・与党の責任じゃないですか。
私、混乱する混乱すると言うけれども、結局、道路中期計画という枠組みは維持したい、こういう無駄な道路建設、際限なく道路造る仕組みを維持するってやっているから財源なくなるということになるんですよ。これをやめれば財源の問題だって解決する。
私たちは、まさに来年度から道路特定財源は一般財源化をする、課税根拠が失われるのだから暫定税率はなくす、そしてその根拠になっている道路中期計画はこれは撤廃をする。暫定税率なくし、私たちは二酸化炭素の排出量に考慮した環境税の検討というのを進めるべきだというふうに考えておりますけれども、こういう形で、一方で十年間維持する法律を通してくださいと言いながら今年中にやめてしまうという非常に無責任な提案は撤回すべきだと。これは、そもそもこの十年間維持する法案そのものを撤回する、このことこそ国民に対する私は責任ある態度だというふうに思います。
そのことを指摘して、私の質問を終わります。