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QC(品質管理活動)も労働時間
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日本共産党の小池晃参院議員の質問に答えたもの。これまで厚労省は自主活動については労働時間外としていました。トヨタなど大企業各社が自主的と称して、労働時間外に押し付けてきた品質・生産性向上のための小集団活動について、抜本的な見直しが迫られることになります。
名古屋地裁判決(二〇〇七年十一月。国が控訴せず確定)は、自主的とされていた「QCサークル」「創意くふう提案」「EX会」「交通安全活動」について、「上司に管理され、その命令で業務に従事する可能性があった」として労働時間と認定。これに従い豊田労基署は、三カ月で百五十時間あまり時間外労働が増えたと認め、遺族年金などを支給しました。
小池氏は、トヨタが内部文書で「自主活動に対するルールが変更されるかどうかは不明なので、当社の扱いを変更する必要があるかは不明」と反省もしていないことを指摘。トヨタのQCサークルには国内で四万四千人、海外で四万六千人が参加していることをあげて、「自主活動を装っている小集団活動は『隠れたサービス残業』だ。労働行政には名古屋地裁の判断規準に沿って、厳しい指導監督をしていく責任がある」とただしました。
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