「希望の政治つくりたい」

「希望の政治つくりたい」

事務所開き 小池参院議員が決意表明
(写真)決意表明をする小池晃参院議員・政策委員長

 昨年10月に立候補を表明して以来、文字通り、わき目もふらず駆け抜けてきました。どこへいっても私が「よろしくお願いします」という前に「勝ちましょう」と声をかけていただきます。候補者冥利(みょうり)に尽きます。

 それだけに、本当に何が何でも勝ちぬかなければいけません。東京で日本共産党の大波をおこし、比例代表90万票、田村智子さんはじめ5人の予定候補を必ず勝利させていただいて、私、小池晃を3期目は東京選挙区から必ず国会へ送っていただきたい。どうかよろしくお願いします。

 私の原点は、東京の病院で医療活動をやっていたときの経験です。厳しい雇用環境のなかで命を落としていくような患者さんをたくさん診てまいりました。命を守るためには日本の政治の病気を治さなければいけない、そんな思いで12年間走り続けてきました。この原点に立って命を脅かす医療改悪、そして根こそぎ命を奪っていく戦争をやめさせる、そのために力を尽くしていきたいと思います。

 そして、やはり希望のある政治をつくっていきたい。若者がモノのように使い捨てにされる、こういう世の中を変えていきたい。

 今年の派遣村で40代の男性から話がありました。「証券会社の契約社員で雇い止めになり、ネットカフェ暮らしをしていて新宿の西口で小池さんの街頭演説を聞きました。希望を与えていただいてありがとう」。希望の火をともし、実現する仕事に全力を傾けたい。

 そして、なんといっても今年は日米安保改定50年の年です。私は1960年6月9日の生まれ。60年安保まっただ中です。私の50年の上に重しのように乗っていた安保を取り除き、文字通り憲法をてっぺんに掲げる、そういう日本をつくるために全力を尽くして頑張っていきたい。

 私も12年前からは「永田町国会病院」の方に職場を移して日本の政治の病気の治療にあたってまいりました。昨年はみなさんの一票で古い政治を終わらせる「緊急手術」が成功しました。でも術後の経過がよくないと、誰もが心を痛めています。根っこにある問題を解決するために、「永田町国会病院」での仕事をやめるわけにはいきません。必ず続けさせていただきますよう、お力添えをいただくことを心から訴えまして、決意表明とさせていただきます。

(2010年2月22日「しんぶん赤旗」より)