そこの反省があれば、私は、保険料から出し続けるなんということは当然反省して、別に税金だったら無駄遣いしていいなんて私は一言も言っていません。しかし、やっぱりこれを深く反省して、絶対二度とこういうことを繰り返さないというやっぱり姿勢としてこの保険料から出すことはやめるということは私は当然の取るべき態度だと思うんです。
しかも、この受注企業に少なくとも十五人の厚生省の幹部が天下りしていたことも前回指摘をいたしました。それに加えて、NTTデータ、日立などの受注企業から自民党に対して正に保険料の還流とも言える政治献金が行われております。これ保険料の流用が始まった九八年からだけでも四億四千万円を超えます。この九月に発表された〇八年度の政治資金報告書では、引き続き日立製作所からは二千八百五十万円、NTTデータからは五百万円、政治献金が自民党国民政治協会に入っております。
受注企業から献金を受ければ、正にその事業の落札やあるいは受注額に影響を与えたんじゃないか、これは当然の国民の疑問だと思うんですね。私は柳澤大臣にそのことを問いただしたら、さきの国会では法にのっとって適正に処理されておりますと開き直った。
もう、新大臣はどうですか、こういうこれだけの巨額な金額を出して、受注して、そういった企業から政治献金を受け取るようなことが国民から見て納得が得られると思いますか。