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歯科の診療報酬73項目
20年間据え置き
小池議員に政府答弁書

2007年12月18日(火)「しんぶん赤旗」より転載

 歯科医院に支払われる診療報酬のうち、二十年間も価格が据え置かれているものが、七十三項目にのぼることがわかりました。日本共産党の小池晃参院議員の質問主意書に対する政府の答弁書で、明らかになったものです。

 質問主意書で小池氏は、「(連続した診療報酬引き下げが)地域における医療提供体制の崩壊に拍車をかけている。特に歯科診療については、長期間にわたって診療報酬点数が引き上げられない項目が多く一層問題は深刻である」と指摘。歯科の診療報酬のうち、二十年前と比較して点数が変わっていない項目を明らかにするよう質問しました。また、医療の質と安全性の確保のため、低く抑えられてきた歯科の診療報酬を適切に評価するよう求めました。

 政府の答弁書によると、二十年前から診療報酬が引き上げられていないのは、歯科医療の基本にかかわるものです。

 レントゲン撮影や抜歯、口の中の型をとって模型をつくるスタディモデル、歯槽膿漏(のうろう)の処置、義歯やブリッジを作るときの検査など七十三項目にわたりました。


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