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生活保護
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日本共産党の小池晃議員は四日の参院厚生労働委員会で、厚労省の「生活扶助基準に関する検討会」が生活保護基準の引き下げに道を開く報告書をまとめたことについて、「低所得者の消費水準が下がっているからといって、生活保護基準を下げていくのは負のスパイラルだ。貧困をいっそうひどくする」と批判しました。
また、生活保護基準以下で暮らす世帯が一割にのぼっているとし、「これらワーキングプアの実態を把握し、生活の底上げを図ることが政治の責任だ」と述べ、生活保護基準以下の世帯の実態把握調査を行うよう求めました。
舛添要一厚労相は「実態は調査している」と言いつつ、「検討会の結果は尊重しなければならない」などと答弁。小池氏は「生活保護基準の引き下げは他の社会保障制度にも重大な影響を与える。絶対にやるべきではない」と追及しました。
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