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2004年12月2日(木)161 臨時国会
国際人道法違反に加担
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小池氏は、ファルージャ総攻撃が昨年五月の戦闘終結宣言以来、名前のついた作戦行動として百十八回目のものであることを指摘し、国際人道法(ジュネーブ条約)をパネルで示しながら各規定にいかに違反しているかを列挙。「首相がこれを『成功させないといけない』といったことは、国際人道法違反を日本が認めたと世界に表明したことになる」と追及しました。
「選挙を成功させるため、武装勢力の拠点としないため行った作戦だ」と強弁する小泉首相に対し、「イスラム聖職者協会が選挙のボイコットを表明するなど情勢を悪化させている。攻撃すればするほどテロは増え、泥沼の事態に陥っている」と批判しました。
また、米国が戦争開始以来、残虐兵器のクラスター爆弾などで無差別攻撃を続けてきたことを指摘し、「一度でもブッシュ米大統領に残虐兵器をやめるべきだといったことがあるのか」と追及。在日米軍から一万人がイラク攻撃に参加するなど日本が出撃拠点になっている実態を示して、「日本を人権と人道を踏みにじる無法なイラク戦争の共犯者にしたことは許されない」と批判しました。
「(大統領に)そういう話はしていない。テロリストの思うつぼになれば世界がもっと不安な状況に陥る」と正当化する首相に、小池氏は「無法な戦争への加担は二十一世紀に取り返しのつかない禍根を残す」と強調。十四日に期限切れとなるイラクへの自衛隊派兵を延長せず、撤退すべきだと主張しました。
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