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難病基準患者 5 万人を 1 人でも超えたら認定外す訳ではない小池議員に厚労相答弁>> 【速記録】 2002年4月20日(土)「しんぶん赤旗」より 国が難病患者への医療費補助事業の見直しを進めているなか、見直し対象の基準となる「患者数五万人」を超えたパーキンソン病やかいよう性大腸炎などの患者から、「対象からはずされるのではないか」との懸念が出ています。坂口力厚労相は十八日の参院厚生労働委員会で、「五万人は一つの目安となるが、一人でも超えたら難病ではない、ということではない」との考えを示しました。 日本共産党の小池晃議員の質問に答えたもの。 小池氏は、「対象からはずされればばく大な医療費がかかる、と患者は不安でいる。具体的に検討しているのか」と質問。さらに「体が動かず、通院の交通費だけで月に数万円かかり、医療費と交通費をつくるのが本当に大変です」と訴える和歌山県のパーキンソン病患者の手紙を紹介。「原因が不明、治療が困難でありながら、患者が五万人以上だからはずすというのは、乱暴すぎる議論だ」と指摘しました。 「五万人」という見直し基準について、「一つの目安」「すべてではない」という政府側の答弁について、委員会を傍聴した全国パーキンソン病友の会の河野都事務局長は、「ひとまず安心した。しかし、医師に診断されても認定されない患者もいる。そうした問題も解決してほしい」と語りました。 |
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