「赤旗」4月2日付け
日本共産党の小池晃議員は1日の参院厚生労働委員会で、新基準で却下された被爆者4人を原爆症と認めた大阪地裁判決(3月20日)を不服とし国が原告1人について控訴したことを批判し「高齢の原告にさらに苦しみを強いる、非人道的な控訴だ」と抗議しました。
小池氏は、原告のうち残る3人については国も控訴できなかったことを示して司法と認定行政の乖離(かいり)は明らかだと指摘し、「認定基準の再改定と、認定行政の抜本的な改善」を要求。合わせて熊本地裁判決(3月28日)の控訴断念を求めました。
田村憲久厚労相は「大阪は上級審の判断を受ける。熊本(の控訴の有無)はいろいろ勘案して判断する」と述べました。
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