本文へジャンプ
日本共産党参議院議員・医師 小池晃 アーカイブ[〜2008]

テレビ出演根本が間違い 撤回を
TBS系で小池氏 後期高齢者医療は差別

2008年5月4日(日)「しんぶん赤旗」より転載

 日本共産党の小池晃政策委員長は二日、TBS系番組「サタデーずばッと」にコメンテーターとして出席しました。

 番組は、六十五歳から七十四歳の重度障害者も後期高齢者医療制度の対象で、自治体の補助打ち切りとあわせて負担が大幅に増えることを紹介。みのもんた氏(司会)は「人生の差別、線引きですよ。これが憲法で生存権がある(国の)実態ですか」とのべました。

 小池氏は、「福田内閣は国民の怒りを甘く見ている」と発言。「みんなが怒っているのは、まさに差別だということです。首相は『制度の考え方は間違っていない』というが、考え方そのものが間違っている」と指摘しました。

 さらに、「法案審議で、いまいわれているさまざまな問題が指摘されたのに(政府・与党は)強行した。いま見直しなどというが、制度の根本が間違っている。ボタンを掛け違えたときは、いったん全部、外すしかない」と撤回を求めました。

 「一つの制度にこれだけ反発が出たのは戦後初めてではないか」(岩見隆夫氏)、「間違いなく悪法」(みの氏)などの発言が相次ぎました。

 小池氏は、団塊世代が七十五歳になる時には保険料が倍になるなど自動的に負担が増える仕組みを指摘し、「そういうことが続く。(制度を)始めてはいけないんです」と重ねて主張しました。



■関連キーワード

ページトップへ
リンクはご自由にどうぞ。各ページに掲載の画像及び記事の無断転載を禁じます。 © 2001-2010 Japanese Communist Party, Akira Koike, all rights reserved.