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日本共産党参議院議員・医師 小池晃 アーカイブ[〜2008]

テレビ出演民主“改憲の主張が大事”
小池氏 「自民と同じ」と批判 TBS系番組

2007年1月21日(日)「しんぶん赤旗」より転載

 日本共産党の小池晃政策委員長は二十日放映のTBS系「サタデーずばッと」に出演し、「二大政党」論などについてコメントしました。

 参院選の争点が話題になり、小池氏が「民主党は事務所費の問題でも自民党の悪政をただせないし、憲法改悪でも主張は同じだ」とのべたのに対し、民主党の松原仁衆院議員は「憲法を変えるという党の主張を打ち出すことが大事だ」と発言し、自民党と同じ土俵にいることを示しました。

 司会のみのもんた氏が「二大政党時代という掛け声は分かるが、自民党と政策論争をやって同じだった場合、どうすればいいか」と問いかけると、松原氏は「政策的な部分ではある程度同じでいい」、自民・笹川尭衆院議員も「民主党でも国民のためにいいことは自民党と一緒にやっていい」と応じました。

 民主党が知事選の「相乗り禁止」方針にもかかわらず候補を擁立できない県があることについて、小池氏は「選択肢を示すのは政党の責任だ。対決するというが(民主が知事候補を立てる)愛知も、共産党以外いまの知事の与党としてやってきた『オール与党』だ。『二大政党』などというが、地方議会ではどこでも『オール与党』対共産党ですから」とのべました。

 また、文科省がいじめ自殺は十四件あったと認定したニュースに関し、キャスターの田丸美寿々氏が「いじめられた側がつらい、死にたいと思えばすべてがいじめだ。その子がどう受けとめたか」とコメント。小池氏は「おっしゃる通り、一九九四年にいじめ自殺が問題になったとき、当時の文部省がいじめかどうかの判断はいじめられた子どもの認識だと報告書を出したが、いまだにそうなっていない。こうした姿勢を改めることが大切だ」とのべました。

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