自民党の「百年安心」年金制度
老後支えられない TVタックル
小池議員指摘
日本共産党の小池晃政策委員長は二十六日夜、テレビ朝日系番組「たけしのTVタックル」に出演し、社会保険庁の保険料不正免除問題などについて自民、民主の国会議員らと討論しました。
番組では、社保庁の不正免除の実態が全国で明るみに出る中、未納者約千二百人を「行方不明者」にして、数字をごまかしていたことなどを紹介しました。小池氏は、不正免除の背景には「どこかで(組織的な)指示があったとしか考えられない」と述べ、「社会保険庁改革というが、年金保険料を(年金給付以外に)流用する仕組みをつくるなど、改革でも何でもない」と指摘しました。
自民党の河野太郎衆院議員はいまの年金制度に対し「もうこの制度はだめなんです」と発言。小池氏は「言ってることが違う。自民党は百年安心と言った。(国民年金は保険料を)四十年間毎月欠かさず納めて、(年金額は)六万六千円。しかも二十五年納めなければゼロになる。こんなひどい制度で老後は支えられない」と批判しました。
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