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NHK憲法特集2項改変は9条空文化/小池政策委員長が強調2005年5月3日(火)「しんぶん赤旗」より転載
三日のNHK憲法記念日特集番組「いま憲法にどう向きあうのか」に各党代表が出席し、焦点となる九条をめぐって議論になりました。日本共産党の小池晃政策委員長が出演しました。 自民党の与謝野馨新憲法制定推進本部事務総長が「(戦争放棄を定めた)一項は残すが、自衛隊の存在を明確にするため(戦力不保持を定めた)二項は変える」と発言。民主党の枝野幸男党憲法調査会長は「自衛隊を憲法に明記するだけでなく、自衛、国際貢献など自衛隊の活動についての歯止めをつくる」とのべました。公明党の太田昭宏党憲法調査会座長は「一項、二項はそのままにして、自衛隊の存在を明示するという意見が党内で大きくなっている」とのべました。 小池氏は「改憲の狙いは二項にある。二項は海外での武力行使への歯止めとして大事であり、イラクでも武力行使できないなど機能している。一項、二項両方あって九条の魂が輝くわけで、二項をなくすと一項の戦争放棄も空文化する」と強調しました。 自民、民主、公明の三党は、憲法調査会を存続させた上、改憲手続きを定める国民投票法案の審議をすすめる方向で一致。小池氏は、「国民投票法の制定は、九条改憲の手続きそのものであり断固反対する」とのべました。 |
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