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「二大政党制」、憲法、安全保障問題で討論
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日本共産党の小池晃政策委員長は一日夜放映のCS放送・朝日ニュースター番組「激論!この国 第一部百年の日本政治を創る」に出演。「二大政党制」の流れや憲法、安全保障問題について各党議員と討論しました。
衆参国政選挙での「二大政党制」づくりの動きが話題になり、自民党の山本一太参院議員が、出席している民主党議員と同じ政党になっても「違和感がない」とのべました。小池氏はこれに関連して政党の存在意義という提起に対し「個人では実現しないことを政党が国政に届けていく役割からすれば、たった二つの政党に国民の願いを託することができるのか。多様な願いを二つの枠に閉じ込めてしまうのは問題がある」と答えました。
同時に、「その二つが違う日本の姿を示しているなら対立軸になりうるかもしれないが、いまの自民党と民主党を見る限り、憲法の問題にしても違和感を感じないといっている。そういう方向では国民の願いを政治に託することはできず『二大政党制』の流れは間違っている」とのべました。
安全保障の将来展望について小池氏は、日米安保条約を廃棄し、そのもとで自衛隊の縮小から解消へと段階的に進んでいく日本共産党の考えを説明しました。
社会保障問題でも、国が制度改悪で国民負担増を強め、無年金者の増加や国民健康保険証の取り上げなど土台が崩れていると指摘。「どこまで国が責任を持って土台を支えるのかを議論すべきだ」とのべ、高額所得者や大企業に応分の負担を求め、社会保障の土台を支えることを主張しました。
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