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2004年6月5日(土)159 通常国会
年金改悪 自公が強行
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年金改悪法案の採決には厚労委の強行採決(三日)で質問権をはく奪された小池晃議員が反対討論(大要)。「国の責任で無年金者や低額年金者の底上げをはかることこそ、本当の改革だ」と述べ、中央公聴会も開かず、小池氏らの質問を封殺して恥じない政府・与党に対し「国民の信頼する年金制度など絶対につくることができない」と怒りで声を詰まらせながら糾弾しました。
参院本会議はこの日午前零時過ぎに再開、野党の「牛歩」による抵抗で二時間近くかかって国井正幸厚労委員長の解任決議案を否決しました。
午前四時二十分から倉田議長不信任案を採決する予定でしたが、当事者の倉田議長に代わって議事を進める民主党出身の本岡昭次副議長が突然「散会」を宣言。倉田議長が与党議員や衛視に守られて議場に入り、散会を取り消すなど混乱しました。
不信任案を取り扱う責任がある副議長が散会を宣言することには無理があり、議長も副議長も議事を処理できないもとでは参院事務総長が取り仕切るというルール通りになったため、日本共産党は本会議に出席。午前七時半から議長不信任案、坂口厚労相問責決議案、年金改悪法案の討論・採決にのぞみました。
小池氏と同じく質問権をはく奪された無所属の西川きよし議員は法案に反対。採決後「もう少し時間をかけてやってほしかった。国民に理解されない」と語りました。
保険料――青天井で引き上げ国民年金保険料 厚生年金保険料 給付――50%割れ、2割台も 一律15%カット。サラリーマン+専業主婦のモデル世帯も「現役世代の収入の50%確保」は受給開始時のみで、20年後には40%に。 |
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