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2003年7月17日(木) 外交防衛委員会 イラク派兵法案審議2003年7月18日(金)「しんぶん赤旗」より転載
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福田氏は、首相の発言が「疑惑」を指摘したものだと言います。それならば「保有」を断定したことは誤りです。ところが福田氏は「間違いではない」と強弁したうえ、「見つからなきゃ事実は確認できない」と開き直りました。
小池氏は「『保有している』と断定したのなら、客観的な根拠があるべきだ」とのべ、福田氏に根拠は何かと迫ります。
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保有を断言した根拠となる資料を示すことのできない福田氏。その揚げ句に「(大量破壊兵器の)脅威がなきゃこんな問題にならないんですよね」と投げ出すように答弁。小池氏は「結局、根拠は示せない。断定していたのは米英だけだった。小泉首相は両国の言いなりだったということだ」と批判しました。
ところが、イラクの大量破壊兵器保有を断定していた米国政府が、その断定を否定し始めています。
小池氏は、ブッシュ大統領のラジオ演説(六月二十一日)とラムズフェルド国防長官の議会証言(七月九日)を紹介。米政府がイラクの大量破壊兵器をめぐる言いまわしを変え、「保有」の証拠がなかったと認めていることを指摘しました。
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それでも小泉首相は「フセイン大統領が見つからないから、フセイン大統領はいなかったと言えるのか」などとのべている――小池氏の批判に、福田氏はこうのべました。
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あくまで首相発言を擁護する福田氏。小池氏は迫ります。
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小池氏は「米英両国では、イラクの大量破壊兵器保有に関する情報を偽造し、都合よく操作し、世界をあざむいて戦争に突き進んだという疑問がわきおこっている」と指摘し、「保有」を断言した根拠を示すよう重ねて迫りました。
しかし福田氏は説明にならない説明をぶぜんと繰り返しただけ。小池氏は「そうした説明で国民の疑惑に答えることはできない」と批判しました。
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