10月14日(火)午後1時から日歯会館で第74回臨時評議員会が開かれた。一人6名分の獲得党員の党費を自民党へ支払うための借入金と、その補正予算の承認のために臨時評議員会が開かれ、審議と質疑の後に可決決定された。 氏名点呼の後、持山副会長の開会の辞で始まり、議事録署名人に新井武・坂本茂樹評議員を指名した後、中原会長が挨拶に立ち、国会報告を兼ねて挨拶を述べ、第141臨時国会に厚生省から出される新しい言語聴覚士法案について解説を行い、また前国会で継続審査となった歯科界に関連のある介護保険法案、医療法の改正(案)、精神保健福祉法案の概要について述べた。続いて大島慶久参議員が国会報告を行い、報告に移った。 後援会活動の進行状況を山崎理事長が報告し、党員の獲得状況については10月13日現在、一会員6人にたいする全国平均の達成は、1.4人で24.4%。後援会員の獲得状況について一会員30人に対する全国平均の達成は、わずか9人(30.9%)。会合計画の進捗状況については、動員した数は計32201人、総目標の約−割であること。精度で勝負している今回の選挙であるが、2ヵ月遅れてスタートしたとはいえ、対応の進み方は余りよくないと報告した。ついで議事に進み、第1号議案借入金の承認について梅田副理事長が獲得党員の党費納入のための選挙対応の借入れ(8億円)であるという提案理由を述べ、審議の後可決決定。追加議案補正予算案(8億円の借入金)について可決決定したあと、質疑応答の後、清藤副会長の閉会の辞で終了した。
福岡県歯科医師会「歯界時報」97年12月号より