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食料主権確立めざす
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農民連(農民運動全国連合会)の大会で十五日、日本共産党の小池晃参院議員・政策委員長が連帯あいさつをしました。
小池氏は、農民連が平和と暮らしを守る国民運動の一翼を担っているとのべ、「憲法公布六十年の記念すべき今年、憲法改悪のたくらみを葬り去ろう」と呼びかけました。庶民増税の一方、空前の利益をあげる大企業には減税という逆立ち政治を批判し、ともに生活防衛の国民運動を全力でとりくむ決意をのべました。
食料・農業の分野でも価格保障が切り捨てられ、農産物の輸入も野放しにされ、農家経営は悪化の一途をたどり、地域経済も破壊されたと指摘。安倍内閣が自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)の推進を口実に、大多数の農家を切り捨てる農政「改革」をすすめることに対し、「大企業の利益を第一にし、日本を『農』のない国にしてもかまわないというものだ」と批判しました。将来の食料供給に不安を持っている国民との共同を広げ、農業・農村を守り、安全安心の食料供給を広げる重要性を強調しました。
この中で、農民連が各国の食料主権の確立を訴え、国際交流や連帯を深めてきた活動は目を見張るものがある―と語りました。安全で質の良い農産物の生産を広げ、消費者と業者を結ぶネットワークを発展させてきたことは国民の期待にこたえるもので、大会成功と農民連の組織的発展への期待を表明するとともに、ともにたたかう決意を表明しました。
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