「党の議席は命綱」
小池政策委員長迎え埼玉でつどい
紙・あやべ氏ら訴え
日本共産党埼玉県委員会と日本共産党県後援会は七日、小池晃政策委員長・参院議員を迎えて埼玉・新春のつどいを、さいたま市の大宮ソニックシティ大ホールで開きました。二千五百人を大きく超える参加でロビーまで人があふれました。
小松崎久仁夫党県委員長は、いっせい地方選で県議八人以上、さいたま市議選十一人全員、後半戦の市町議選では立候補全員の勝利めざし、三中総の提起をうけて全力で奮闘する決意を表明。党支部、後援会が宣伝・支持拡大、機関紙読者の拡大で大きな力を発揮し、三月二十日の志位和夫委員長を迎えての党演説会を成功させようとよびかけました。
川野幸徳後援会長は「三十八万人の後援会を必ずつくり、対話を重ねることが選挙勝利の土台」と、全有権者を対象にした活動を呼びかけました。
いっせい地方選と参院選の予定候補者が紹介され、代表して元山かよ子県議予定候補(上尾市)、木岡たかし川口市議予定候補、あやべ澄子参院埼玉選挙区予定候補、紙智子参院議員(参院比例予定候補)が決意を表明。紙氏は「日本共産党は草の根の願いにこたえ、地域と国会と結んでたたかってきたからこそ、さまざまな問題の是正ができました。この党を本当に勝たせましょう」と訴えました。
小池氏は、世直しドクターとして、貧困と格差を拡大する「日本の政治の病気」を告発。日本共産党の国会論戦にふれ、暮らしを守る党の役割を強調しました。埼玉県政でも、自民党出身の前知事以上に暮らしと福祉に冷たい民主党出身の上田県政を批判し、これと唯一対決する党県議団の議席は「命綱だ」とのべ、この命綱を「太く隅々まではりめぐらそう」とよびかけました。また、もう一つの保守党としてつくられた民主党について、政治の基本で「よりまし」とはいえないと実態を示し、「日本共産党を勝たせなければ政治の流れは変えられない」とのべました。
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