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相次ぐPCB漏れ
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有害なPCB廃棄物処理施設で高濃度のPCBが排出される事故が相次いでいることから、日本共産党の小池晃参院議員と都議団は七日、国が100%出資している日本環境安全事業(JESCO)の東京事業所(東京・江東区)でPCB廃棄物処理施設を調査・視察しました。
同事業所では、三月にPCBを含む排水もれ事故と、五月には高い濃度のPCB排気を放出する事故がたてつづけに発生。操業を停止し改善計画を策定し再発防止対策をすすめています。
JESCOでは東京事業所のほか豊田事業所でもPCB漏えい事故を起こし、他の民間処理施設でも処理施設の安全性が問題になっています。
小池議員らは、PCB漏えい現場などを視察。「管理が下請け任せになっているのか」「作業現場でPCBの濃度は測定していないのか」「処理システムそのものに問題はないのか」などと質問。太田政信東京事務所長、本社の岩田元一事業部長は「安全・確実な管理・運転」がはかられているはずのPCB分解設備で二度の事故が発生した問題点について話しました。調査には小池議員のほか、市田忠義参院議員秘書の佐々木勝吉氏、河野ゆりえ都議、末延渥史党都議団事務局次長らが参加しました。
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