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ゆがみ正す改革の年に
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日本共産党の新春第一声が四日、東京・新宿駅東口で行われ、小池晃党政策委員長(参院議員)、大山とも子都議があいさつに立ちました。仕事始めのこの日、都内の最低気温が一度まで下がるなか、四百人が話に耳を傾けました。
小池氏は、「一月十一日から党大会を開きます。今年を本当の意味で党の飛躍の年とするために、日本の政治が大きく変わったといえる年とするためにがんばりたい」と切り出し、日本の貧困層の比率が経済協力開発機構加盟国の中で五番目に高いことや、就学支援を受ける児童・生徒が激増していることなどを紹介。「この格差は自然現象や能力の差で生まれた格差ではありません。弱肉強食、競争だけがすべての小泉『構造改革』のもとでうみだされたもの。こうしたゆがみをただす本当の改革を進めていきましょう」と訴えました。
定率減税の縮小・廃止についても「昨年の総選挙で自民党も公明党もサラリーマン増税はしないといっていた。定率減税廃止による被害者の八割はサラリーマンです。公約に真っ向反する。公約違反だ」と厳しく批判。出演した民放番組で二〇〇六年のキーワードに「憲法」をあげたことを紹介し、「憲法が本当に生かされる年にするため、憲法改悪に断固として反対してたたかう」と決意を述べました。
新宿区に住む車いすの女性(63)は、「障害者『自立支援』法で今年から福祉サービスが一割負担になります。収入がないのに負担だけは増えていく。まわりの人からも生活が苦しいという声が聞こえてきます。憲法九条の改悪も怖い。無関心な人も多いけど、変えられたらどういうことが起きるのか訴えていかないといけない」と話していました。
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