|
障害者が施設利用断念
|
|
共産党の調査には四十都道府県の二百十二施設・事業所から回答がありました。
同法では国の減免制度があっても所得制限などで対象にならない利用者が多く存在します。負担増のために施設利用を断念した障害者は六十五人、中止を検討中は百十一人に上っていました。
また施設・事業にたいする報酬単価が四月から引き下げられ、支払い方式が月額制から日額制に変更されたため、施設は前年度比で平均一〜二割の減収になっています。「三割以上の減収」が六施設あり、「46%の減収」までありました。
すべての施設が「応益負担の撤回」か「減免制度の拡充」のいずれかを要望していました。
緊急要求では、(1)国の責任で応益負担導入にともなう実態を緊急調査(2)利用者負担の軽減措置を大幅に拡充(3)施設・事業所にたいする報酬を抜本的に改善する―を求めています。
会見で小池氏は、「障害者に大きな被害が出ており国の責任で実態調査をする必要がある。さらに施設も深刻な状況にある。応益負担を撤回するとともに、当面減免制度を大幅に拡充し、一体のものとして報酬単価を改善するべきだ」とのべました。記者会見には高橋千鶴子衆院議員・同委事務局長が同席しました。
リンクはご自由にどうぞ。各ページに掲載の画像及び記事の無断転載を禁じます。 © 2001-2010 Japanese
Communist Party, Akira Koike, all rights reserved. |