日本共産党国会議員団は二十五日、「国民の願う高齢者介護・障害者福祉の実現を 深刻な人材不足を打開するための緊急提言」を発表しました。小池晃政策委員長が記者会見しました。(全文)
小池氏は、提言をまとめた理由として、「福祉労働者は全体として、労働条件が厳しいが、高齢者介護、あるいは障害者自立支援にかかわる労働者の状況はとりわけ深刻。政府・厚生労働省も検討会を立ち上げた。市民団体などからも、低賃金の打開のための具体的な提案がなされている」と指摘しました。
そのうえで、提言の中身を五つの柱に即して紹介し、財源についても説明しました。
小池氏は、「仕事が安定し、将来に希望が持てるような労働条件をつくることは、介護、福祉分野だけでなく、国民経済的に見ても重大な課題だ」と強調し、各党や政府にも申し入れをおこないたいと表明しました。
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