日本共産党は一月三十日、深刻な医師・看護師不足問題について、日本医療労働組合連合会(日本医労連)の代表と国会内で懇談しました。
医労連からは、田中千恵子委員長、池田寛副委員長らが参加。日本共産党からは、小池晃参院議員、高橋千鶴子衆院議員が出席しました。
看護師など医療従事者の増員については、昨年の臨時国会で国会請願が全会一致で採択され、地方議会でも各地で増員を求める意見書が可決されています。
懇談では「小児科や産科だけでなく、どこでも安定した医師の確保が必要」「過酷な労働実態の中で、新卒看護師の一割が一年たたずに離職している」「半年で署名が百五十万集まるなど運動の広がりを力に『看護師確保法・基本指針』『需給見通し』の見直しを進めていきたい」などと、深刻な現場の実態と要求運動の広がりが語られました。
小池、高橋の両氏は「『国民の命を守る医師・看護師を、国の責任で確保せよ』の声を国会内外であげていきましょう。党としても確保対策について、全力で取り組みたい」と決意を語りました。