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がん患者団体と懇談
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「日本がん患者団体協議会(JCPC)」は二十日、東京・千代田区の参院議員会館でがん対策について日本共産党に要請しました。小池晃参院議員、笠井亮衆院議員が応対しました。
JCPC理事長の山崎文昭氏は、国民の二人に一人はがんにかかり、三人に一人はがんで死亡していると述べ、がん医療問題は国民的課題であることを指摘しました。がん患者や家族・遺族とともに、がん対策について行政や政党に働きかけてきたことを紹介し、がん対策プロジェクトチームの設立やがん対策についての懇談を定期的に開くことを日本共産党に要請しました。
がん患者や遺族の会からは告知の問題、医学生の教育など、がんをとりまく医療の問題を改善するような対策を取ってほしい、会では患者同士で情報交換をしているが、社会的に認知されていないので会の取り組みが行政に反映するようにしてほしい、がん治療の水準は病院や地域によって格差がある、拠点病院を増やしてほしいなどの要望がでました。
小池氏は「医療水準の地域格差がないようにすること、所得の多い少ないにかかわらず、最高の治療を受けられるようにする必要がある。国が責任を持ち早期に解決することが求められる」と答えました。日本共産党への要請に対し、がん対策のプロジェクトチームを発足させること、来年以降、定期的に懇談し、要請に応えていきたいと述べました。
笠井氏は「がん対策は国民的課題。国としてきちんとした位置付けを持ち、財政面の位置付けもしっかりしていきたい」と話しました。
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