赤旗2019年6月25日付
日本共産党の小池晃参議院選挙闘争本部長は24日、参院選必勝へ「緊急の訴え」を行い、党内通信で全国の機関役員・地方議員に、想定される公示(7月4日)まで残る10日間、「全党燃ゆ」の総決起をつくりだそうと訴えました。
最初に「わが党は今、政治論戦の面では間違いなく躍進の可能性をつかんで、公示日を迎えようとしています」とのべ、大争点に浮上した年金問題で、攻勢的な対決構図がつくられているとし、「こんなに面白い選挙はありません」と強調しました。
一方、宣伝・組織活動の到達点について「危機的なまでに遅れています」と指摘。「この延長線上では比例も選挙区も議席は後退する」と強く警鐘を鳴らしました。
「すべての支部、地区、都道府県が、比例代表選挙を『自らの選挙』としてたたかいぬこう」と呼びかけた6中総決定に立ちかえり、「党機関役員、地方議員が現状を自己点検し、ただちに躍進に向けた流れをつくり出すために、燃えるようなイニシアチブを発揮しよう」と訴えました。
小池氏は「全党の持つあらゆる力を出し尽くせば局面を一気に打開し、大飛躍を起こすことは可能。一日一日の目標を明確にし、必ずやりぬく手だてをとりきろう」と訴えました。最後に「いまこそ日本共産党員魂を発揮して『必勝作戦』をやりきろう」と呼びかけ「私も全力で躍進の先頭に立ちます」とのべました。