赤旗2019年5月8日付
日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談に関し、条件を付けずに向き合うと述べたことについて問われ、「前提条件なしに会談することは当然だ」と述べ、日朝間の諸懸案解決のために、2002年の「日朝平壌宣言」に基づいて外交努力を強めるべきだと強調しました。
小池氏は「核・ミサイル、拉致問題、過去の侵略戦争、植民地支配の清算といった問題を包括的に解決し、国交正常化をめざすというのが日朝平壌宣言の示した方向だ」と指摘。「政府は日朝平壌宣言に基づき全力を挙げて、外交努力を強めるべきだ」と述べました。