赤旗2019年4月23日付
（写真）記者会見する小 |
日本共産党の小池晃書記局長は２２日、国会内で記者会見し、沖縄３区補選で名護市辺野古米軍新基地ノーを掲げた「オール沖縄」の屋良朝博候補が自民党候補を破って当選した結果を受けて菅義偉官房長官が同日の記者会見で「丁寧に説明しながら、辺野古埋め立てを進めさせてもらいたい」と述べたことについて問われ、「民主主義をわきまえない態度だ」と批判しました。
小池氏は、県知事選・県民投票に続き、今回の補選では新基地推進を公然と掲げた自民党候補が敗れたとして、「今までやってきたことも『丁寧な説明』とは程遠いし、それが県民にまったく受け入れられていない。これだけ明確な民意が示されたら、直ちに土砂投入は中止して対話を進めるというのが民主主義の政府のやるべき行動だ。民主主義国家の体をなしていないといわざるをえない」と指摘しました。