赤旗2019年4月21日付
公明新聞(19日付)が、子どもの医療費助成の罰則一部廃止の実績を共産党が「横取り」していると攻撃しています。これに対し、日本共産党の小池晃書記局長は20日の街頭演説で、「よく調べてから、ものを言ってもらいたい」「実績横取りは、公明党の方ではないか」と反論しました。
政府は、子どもの医療費を窓口負担のない「現物給付」にした自治体に、国民健康保険への国庫負担の減額措置という「罰則(ペナルティー)」を科してきました。これが昨年から一部廃止されたのを公明新聞は、「公明党の粘り強い主張」による実績だとしています。
これに対して小池氏は「今から18年前の2001年の参院国民福祉委員会で日本共産党の井上美代議員(当時)が公明党の坂口力厚労相にペナルティー見直しを要求し、15年前の2004年には、私も国会で自民党大臣に要求した」と指摘。「なぜ公明党が大臣の時に廃止しなかったのか。今さら公明党の実績でも何でもないではないか」と批判しました。