赤旗2019年4月20日付
激戦の統一地方選後半戦最終盤の19日、日本共産党の小池晃書記局長が東京都内6カ所で街頭演説に立ちました。作業着姿で自転車を止め拍手を送る労働者や、駅や商店の買い物客、子ども連れの家族やスマートフォンで写真を撮る青年など、足を止めて演説に耳を傾けた人たちに思いを聞きました。
江東区の森下駅近くの街頭演説を聞いていた同区在住の女性(76)は「もちろん消費税増税反対」と話します。小池氏が、自民党の萩生田光一幹事長代行の発言をあげ「自民党も揺らぎ始めた。87年に売上税を中止させたときのように、日本共産党を伸ばして消費税増税ストップを」と訴えたことに、松本さんは「止めたときのことを覚えている。区議選で勝って、参院選につなげて増税をストップさせたい」と期待を寄せます。
「ツイッターを見て来た」という会社員の男性(46)=江東区=は「消費税は上げるどころか引き下げてほしいくらいだ。自民党内部からも延期の声がでてきたし本格的に10%増税中止が見えてきた」と話しました。
船堀駅前広場での演説を聞いていた女性(75)=江戸川区=は「江戸川区は2001億円もため込み金があると聞いてあぜんとした。それだけあるなら区民の暮らしの充実のために使ってほしい。高齢者は微々たる年金で暮らしているんだから」と憤りました。
偶然通りかかったという女性(56)は「大学生の息子の学費が高くて大変。一般市民にしてみれば少ない給料の中でやりくりしてるんだから消費税を上げられたらたまらない」といい、「共産党は地域の相談役としていつもがんばっているし、選挙では政策をもっと押し出したらいいと思う」と語りました。