赤旗2019年4月10日付
衆院大阪12区補選(寝屋川市、大東市、四條畷市、21日投票)が9日、告示され、市民と野党の統一候補の宮本たけし候補(無所属)が立候補しました。宮本氏は、寝屋川市で行われた大街頭宣伝で「安倍政治ノーの審判を」と力強く訴え。支援に駆け付けた市民らと手をつなぐと、聴衆から熱い「たけしコール」が響きました。
宮本候補は、立候補した決意について、「私が立たなければ、安倍政権にノーという選択肢が示されないからだ」と述べ、「日本の前途がかかった政治戦です。市民、野党の力を借りて、なんとしても競り勝たせてほしい。安倍政権打倒ののろしを、大阪から全国に広げるために全力をつくす」と表明しました。
応援に駆けつけた日本共産党の小池晃書記局長は「いま多くの人が安倍政治に怒りをもっています。市民と野党の『本気の共闘』があれば勝利できます。宮本候補の『覚悟』をかけた大激戦を勝ち抜かせてください」と訴えました。
大街頭宣伝では、子どもの未来を考えるママの会@大阪の安居裕子氏、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)呼びかけ人・元日本学術会議会長の広渡清吾氏、元大阪市長の平松邦夫氏、社民党府連代表の服部良一氏がマイクを握り、宮本候補の勝利で「安倍政治を許さず、日本の新しい未来を開こう」と支持を呼びかけました。
午前中に行われた出発式には日本共産党の山下芳生副委員長、立憲民主党、国民民主党、自由党の代表も駆けつけあいさつしました。