赤旗2019年4月8日付
日本共産党の小池晃書記局長は7日夜、同日投開票された統一地方選前半戦の結果についての受け止めを、党本部で記者団に問われ答えました。
小池氏は「日本共産党が知事選、政令市長選挙で道府県政、市政の転換を掲げ、候補者を擁立、推薦・支援してたたかったことには大きな意味があった」と強調し、引き続き政治の転換をめざして力を尽くすと表明しました。
北海道知事選では、市民と野党の共闘候補としてたたかった石川知裕氏が及ばなかったのは残念だとしつつ、カジノや原発、鉄路などの問題で旗印を明確にして「各党がそれぞれリスペクトしあう、気持ちのいい共闘」でたたかったと強調。参院選に向けて、「やはり野党が一致結束してたたかうことなしには勝利できない。衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙で、市民と野党の共闘をさらに前に進めていく」として、参院1人区の統一候補者擁立の作業を加速していくと述べました。
大阪府知事・大阪市長ダブル選でいずれも維新候補が当選した結果については、「私たちは『大阪都』構想ストップ、維新政治を終わらせるという大義のもとに府知事選には小西禎一さん、市長選は柳本顕さんを自主的に支援してたたかった。このことには大きな意味があった。大阪のみなさんがこの大義のもとに頑張ってたたかったことに心から敬意を表したい」と述べました。