赤旗2019年4月4日付
日本共産党の小池晃書記局長は3日、大阪府高槻市の街頭で、府議選での党躍進と、「大阪都」構想とカジノを狙って維新が仕掛けた知事・大阪市長ダブル選での勝利を訴えました。維新政治の「異質の悪政」を鋭く告発し、「維新政治と正面からたたかってきた共産党の躍進で、暮らし第一への転換を」と力説。さらに衆院大阪12区に無所属で出馬する宮本岳志衆院議員を「市民と野党の共闘」で押し上げてほしいと訴えました。
宮原たけし候補=現、高槻市・三島郡(定数4)=が決意表明。「市民連合高槻・島本」呼びかけ人の二木洋子さんが応援しました。
小池氏は、ダブル選で維新が共産党などに対し「野合」と攻撃しているのに対して、「野合というのは目的もなく群れること。『大阪都ストップ』『維新政治を終わらせる』という明確な旗のもとに結集した大義ある共同だ」ときっぱり反論しました。
「都」構想は大阪市をつぶし、「二重行政の無駄をなくす」どころか、新たな庁舎建設など初期費用だけで800億円の無駄遣いになると痛烈に批判。維新府政が、中小企業のものづくり支援予算を4分の1に、小売業振興予算を25分の1に減らしたとし、「共産党躍進でカジノ誘致をストップし、中小企業を主役に大阪経済を立て直そう」と訴えました。
小池氏は、宮原府議の維新政治を追い詰める論戦、大阪北部地震での被災者支援の猛奮闘を語り、現有2から、代表質問ができる5議席、さらに条例提案ができる8への躍進を訴えました。