赤旗2019年3月13日付
日本共産党の小池晃書記局長は12日、国会内で記者会見し、自民党の二階俊博幹事長が同日の記者会見で、安倍晋三首相の同党総裁任期が4期目に入ることも「十分あり得る」と発言したことについての受け止めを問われ、「“安倍後”という議論が始まると、今の支配構造が崩れてくることを恐れているのだろう。総裁4選をあえて持ち出し、いまの強権的な安倍政治を維持させていこうという思いが表れている」と述べました。
小池氏は、「この間の安倍政治は、立憲主義、民主主義、平和主義、憲法の根本原則を踏みにじり、沖縄の辺野古の基地建設にみられるように法治主義をも踏みにじるような政治、統計不正問題にみられるようなウソと隠ぺい、改ざんの政治だ。そんな政治を一日も早く終わらせないといけない。4選などは論外中の論外だ。連続する選挙で、もうそんなことは口にできなくなるような結果を出し、一日も早く退場へ追い込みたい」と表明しました。