赤旗2019年3月5日付
3日のNHK「日曜討論」で児童虐待防止が議論となり、日本共産党の小池晃書記局長は「暴力や体罰はしつけでもなんでもなく、断じて許されない。子どもの命を守る政治の責任が問われている」とし、「日本も批准した国連『子どもの権利条約』に基づいて、子どもを単なる保護の対象ではなく、権利の主体として尊重するという考え方をしっかり据えた対策や法整備が必要だ」と語りました。
具体的な緊急対策として、虐待が増加する中で、1人で50ケースもの事案を抱えている児童福祉司の数を増やすことや、保護が必要な子どもを緊急に収容する一時保護所を増やすなど「質量ともに体制の抜本的強化が必要だ」と語りました。