赤旗2019年1月8日付
日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内で記者会見し、次期通常国会で審議される2019年度予算案について、消費税増税と「増税対策」、大軍拡が最大のテーマの一つになると語りました。
予算案にかかわって、菅義偉官房長官が3日のラジオ番組で、消費税増税を見送る判断時期について、予算成立直後がめどになると発言したことを指摘。小池氏は「予算成立直後に増税をやめるという判断をするかもしれないということになる。来年度予算で最大のテーマが消費税増税の問題だと思うが、成立直後に、ちゃぶ台をひっくり返すような予算をどうやって審議しろというのか」と批判しました。
その上で、小池氏は「成立直後にひっくり返すことがありうるような予算だというのであれば、最初から増税を断念するべきだ」と強調しました。