赤旗2018年12月13日付
安倍自公政権の暴走に次ぐ暴走に、多くの国民の怒りが広がっています。くらしの危機をそっちのけにして大軍拡に熱中し、日ロ領土交渉の破たんをおおい隠そうと秘密交渉にひた走る、こんな政治に未来はありません。来年の連続する選挙での市民と野党の共闘の勝利と日本共産党の躍進で、安倍政権と自民党政治をかならず退場させようではありませんか。
日本共産党は、今国会でも野党の共闘を前進させるために力をつくし、また、国民の願いと怒りを背負った論戦を展開しました。安倍政権への怒りとともに、国民の立場でぶれずにがんばる日本共産党への期待も高まっています。党勢拡大を飛躍させる条件と可能性も大きく広がっています。
何よりも、あと3カ月に迫った来年の統一地方選挙、6カ月を残すのみとなった参議院選挙で勝利するためには、この12月に党勢で後退することは決して許されません。前回参院選時回復・突破の「中間目標」の達成期日を年末に置いている党組織も少なくありません。参院選までに前回比130%を実現するためにも、12月に大きく飛躍することがどうしても必要です。
12月3日の闘争本部の「訴え」は、選挙勝利の臨戦態勢をただちに確立することを呼びかけるとともに、あらためて党員拡大を根幹にすえ、「支部が主役」で「選挙型の党勢拡大」に踏み出すことを訴えました。いまこそ独自追求を一気に全党に広げ、党と「しんぶん赤旗」の役割・魅力を語り、党勢拡大と購読継続を訴えましょう。
今年の「党旗びらき」で志位和夫委員長は、「絶対に負けられない二つのたたかい」として「安倍政権による憲法9条改定を許さないたたかい」と「沖縄の政治戦で勝利をかちとる」ことをあげました。この二つのたたかいに全党あげて取り組み、憲法改定の発議はおろか自民党案の提示も許さず、沖縄県知事選挙では圧倒的な勝利をかちとりました。
「絶対に負けられない二つのたたかい」に勝利した2018年を締めくくるにあたって、かならずこの12月、党員でも機関紙読者でも前進の大きな流れをつくり、2019年の勝利に進もうではありませんか。