赤旗2018年9月30日付
日本共産党の小池晃書記局長は29日、都内の演説会で、トランプ米大統領が日米首脳会談後に「日本は膨大な量の軍事装備品を買うことになる」と述べ、安倍首相も会談で米国製の装備品導入の意思を伝えていたことについて「勝手な約束を許すわけにはいかない」と厳しく批判しました。
小池氏は「報道によれば、トランプ大統領は日本に対して『私のためにつくさなければいけない。もっと米国の武器を買わなければいけない』と迫ったという。しかしその支払いは国民の血税だ」と指摘。米国の武器輸出制度である有償軍事援助(FMS)は、価格が米国の見積もり任せとなり、「安倍政権は米国の言い値で高い値段で買うことになる。9条も財政も壊す勝手な約束を許すわけにはいかない」と批判しました。