赤旗2018年9月8日付
日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長、田村智子副委員長・青年・学生委員会責任者ら役員は7日、党本部で、日本民主青年同盟(民青)の小山農(みのる)委員長ら役員と懇談しました。各地で民青の魅力を広げるなかで青年を民青に迎えていることが報告されるなど、共同の事業として、民青の倍加をめざす取り組みについて交流しました。
志位氏は冒頭、台風21号、北海道地震にかかわって、防災の抜本的な強化の必要性を強調。沖縄県知事選について、「あらゆる力を総結集して、玉城デニーさんの勝利をめざしたい」と語りました。共産党として取り組む特別月間の成功をめざす幹部会の訴えで、民青を大きくすることをよびかけたことにふれて、「みなさんの要望を出してもらいたい」と語りました。
小山氏は、この日に都内で沖縄県知事選勝利の宣伝と、被災地救援募金に取り組んだことにふれ、青年から「沖縄のきれいな海を残したい」などの声が寄せられたことなどを紹介しました。また、全国大会後800人の青年を迎えていることを報告し、「世界の平和の流れや青年の願い、民青の魅力が響きあっている」と紹介しました。
民青の宅田葉月副委員長は、「“どうして安倍さん、こんなにひどいのか”を知りたいという青年が多い。また働き方の大変さの背景に何があるのかを学べると伝えて仲間に迎えている」と語りました。
そのうえで小山氏は、「地域の青年の働き方、願いに応えていくことが必要だと考えている。地域や職場の青年に向かい、結びつき、運動をつくりたい」と語り、民青として、9月24日に東京都内で雇用シンポジウムを開催することを紹介しました。
志位氏は、「若者の雇用に対する願いは切実で、身近な問題」と語るとともに、年間サイクルでの取り組みを軸に、組織を広げていくことが大事ではないか、と述べました。
民青から「民青を知らせる募金」への協力にお礼が述べられ、引き続き取り組みを広げることが語られました。