赤旗2018年9月8日付
日本共産党の小池晃書記局長は7日、東京都内で記者団から、同日告示された自民党総裁選について問われ、「別の政党の選挙だが、事実上首相を選ぶことにつながる選挙であり、きちんと国民に内政、外交の重要問題についての考え方を示すべきだが、いずれの候補も展望を示す論戦になっていない」と述べました。
その上で、安倍晋三首相、石破茂元幹事長の両候補ともに9条改憲を主張していることに言及。「総裁選によって(党内の)信を得たことを口実に、国会、国民に押し付けてくることもありえる。総裁選を利用して自身の政治的主張を争点化し、国民が望んでもいない9条改憲を押し付けるのは言語道断だ」と指摘しました。